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学習目標 |
場の量子論の基礎を勉強する。スカラー場の量子化から始まり、ゲージ理論の典型である
量子電磁力学の量子化を議論する。 |
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授業形態
及び
授業方法 |
授業は、基本的には講義形式で行うが、輪講演習形式を採用することもある。 |
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受講のための
予備知識 |
学部の量子力学の基礎知識 |
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授業計画 |
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1 |
量子力学の復習 |
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2 |
第2量子化 |
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3 |
スカラー場の量子化 |
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4 |
Fock空間 |
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5 |
場と粒子の同一性 |
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6 |
電磁場理論の古典論
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7 |
時空の対称性とゲージ対称性 |
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8 |
Aharonov-Bohm効果 |
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9 |
Maxwell-Dirac理論の構成；共変微分と場の強さのテンソル |
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10 |
電磁場の正準形式とポアソン括弧 |
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11 |
自由な電磁場の量子化 |
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12 |
光子のFock空間表示 |
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13 |
Dirac粒子の量子化 |
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14 |
相互作用する電磁場の量子化
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15 |
経路積分と伝搬関数 |
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その他 |
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教科書 |
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参考書 |
藤川和男
『 ゲージ場の理論 （岩波講座 現代の物理学）』 岩波書店 １９９７年 第２版
Kazuo Fujikawa and Hiroshi Suzuki,
Path Integrals and Quantum Anomalies
, Oxford University Press , 2004
, 1 edition
ゲージ場の扱いに関しては、上記の参考書にできるだけ沿った形で議論を進める予定である。 |
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成績評価基準 |
レポートや演習の発表内容等に出席点を加味して評価する。 |
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質問への対応 |
教室で随時受け付け、授業終了後またはEメールでの問い合わせも歓迎する。 |
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研究室又は連絡先 |
fujikawa@phys.cst.nihon-u.ac.jp
Tel. 03-3259-0911 |
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学生へのメッセージ |
素粒子論を専門にしない学生の聴講も歓迎する。現代的な量子論である場の理論の基礎的な考
え方を身に
つけて欲しい。 | |